ミゲルとデウスと花海棠

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ミゲルとデウスと花海棠(はなかいどう)

負け犬千々石ミゲルの魂の叫び!
                  加納秀志著 
四六判 並製 194ページ   定価1200円(税別)
ISBN978-4-88851-272-5 C0093 ¥1200E

◆少年使節としてローマに旅立ったミゲルは帰朝後に棄教してしまう。
◆その後、かつての仲間がデウスの教えに殉じる姿を目撃する。
◆その光景からミゲルはある思いが募ってゆく。

■内容(目次)
序 章 出航          第1章 手毬唄
第2章 魔のマゼラン海峡   第3章 カタリーナ妃と南蛮の大王
第4章 ローマ凱旋      第5章 フェララ公妃
第6章 不信と疑念      第7章 いざ、長崎
第8章 秀吉謁見       第9章 天草修練院
第10章 もえの果たし状    第11章 千々石清左衛門
第12章 ゆるまんミゲル    第13章 有馬へ
第14章 マンショとの再会   第15章 不寛斎ファビアン
第16章 神からの授かりもの  第17章 伊木力へ
第18章 金鍔次兵衛神父    第19章 最後の一家団欒
最終章 神からの試練

【著者プロフィール】加納秀志(かのう ひでし)
本名・芦塚利夫。1947年生まれ。長崎市出身。長崎北高、明治大学文学部卒。
出版社に勤務し、雑誌編集に従事。退職後執筆に専念。
作品に「紙縒のコンタツ(「セカンド・ウィンド」併載)(長崎文献社)がある。
趣味;テニス、山登り、スキー。千葉市稲毛区在住。