長崎偉人伝 トーマス・グラバー

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長崎偉人伝
トーマス・グラバー
 
ブライアン・バークガフニ
Brian Burke-Gaffney
 
本体価格1600円(税別)
四六判 並製 220頁
ISBN978-4-88851-349-4 C0023
 
世界遺産となったグラバー住宅を建て、明治日本の産業革命に貢献。
21歳で長崎にきて、73歳で没するまでの波乱万丈の人生を描く。
「薩摩藩遣英使節団」を援助するなど、五代友厚とも深い関わり。
「麒麟」ビールラベルの由来とグラバー。
 
T.B.グラバー
・産業革命発祥地のスコットランドで誕生
・安政開港の長崎に21歳で来日、貿易商として生きる
・「一本松邸」といわれたグラバー自宅には千客万来
・岩崎弥太郎、五代友厚、伊藤博文らと信頼関係を築く
・高島炭鉱、小菅修船所などを三菱顧問として構築
・長崎をこよなく愛し、経済発展に尽くした人生
 
《著者略歴》 ブライアン・バークガフニ(Brian Burke-Gaffney)
1950年カナダ・ウィニペグ市で生まれる。1972年来日。京都の妙心寺において禅の修行を積む。
1982年長崎市に移住。1985年長崎市嘱託職員に就任。1996年長崎総合科学大学教授に就任。
2007年博士号(学術)取得。2016年「長崎新聞文化賞」受賞。
現在、長崎総合科学大学教授、グラバー園名誉園長。
著書は『霧笛の長崎居留地:ウォーカー兄弟と海運日本の黎明』(2006年、長崎新聞社)、『リンガー家秘録』(2014年、長崎文献社)など多数。