第18回長崎文献社文化フォーラム

小説家が語る「おイネとシーボルト」、そして「物語を書く」ということ。


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長崎県出身で新進気鋭の小説家・馳月基矢氏。
シーボルト来崎200周年を記念して2023年10月に書下ろ
した『おイネの十徳』が話題となっています。本作品で
は、シーボルトの娘おイネを主人公に、高野長英や川原
慶賀など歴史上の人物を登場させ、江戸時代の長崎がみ
ずみずしい感性で描かれています。

【第1部】
『おイネの十徳』の作品執筆の舞台裏を馳月氏に語ってい
ただきます。
 

【第2部】
司会進行は、馳月氏の作家活動を身近に応援してきた川崎
綾子氏(メトロ書店代表取締役社長)です。長崎県立長崎
北陽台高校(注)の生徒さんにも登壇いただき、「物語を
書く」ことの醍醐味について語り合います。
(注)長崎県立長崎北陽台高校は馳月氏の出身校で、図書
室には「馳月基矢 コーナー」を設けてあります。放送部
の生徒さんがサイン会に来場されたこと も今回の出演の
きっかけになりました。『おイネの十徳』の作品執筆の
舞台裏を馳月氏に語っていただきます。
 
【出演者プロフィール】
馳月基矢(はせつき もとや)
小説家。1985年長崎県五島市生まれ。長崎北陽台高校か
ら京都大学に進み、同大学院修士課程修了。2020年『姉
上は麗しの名医』(小学館 時代小説文庫)でデビューし、
第9回日本歴史時代作家協会賞・文庫書 下ろし新人賞を
受賞。『拙者、妹がおりまして』シリーズ全10巻
(双葉文 庫)、『義妹にちょっかいは無用にて』シリー
ズ(双葉文庫)、『蛇杖院か けだし診療録』シリーズ
(祥伝社文庫)などがある。江戸を舞台とした 青春群
像劇に定評がある。


川崎綾子(かわさき あやこ)
メトロ書店代表取締役社長。1972年長崎市生まれ。
上智大学文学部社会学科卒。1993年JPIC(出版文化産
業振興財団)公認読書アドバイザー 長崎県第1号取得。
「メトロニュース」(1994年創刊)編集長、NBCラジオ
「読書しょ!」(毎月第3火曜日午前10時)、NIBニュ
ースエブリー、 NBC 「Pint!」など、メディア出
演多数。自他ともに認める活字中毒者。 2023年11月に
メトロ書店長崎本店内に「読書相談室」を設置、毎日多
数の本探しのご相談に応じている。

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