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浦上四番崩れ

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浦上四番崩れ
長崎・天草禁教史の新解釈         
               安高啓明

◆仕様 ・A5判 並製 260ページ  ・定価:2600円+税  
・ISBN978-4-88851-268-8

「潜伏キリシタン」悲運の歴史! その運命は「信徒発見」から激変した。
大浦天主堂でプチジャン神父に「告白」した信徒発見。
検挙した徳川幕府、処罰した明治新政府。
長崎浦上の信徒を「旅」と「帰村」で待ち受けていたものは?
法制史専門の著者が長崎「潜伏キリシタン」の悲劇を分析した意欲作。

<内容>
(目次)
第1章 浦上四番崩れ   
1 開国と信徒発見   
2 検挙した幕府、処罰した政府   
3 明治政府のキリシタン政策
第2章 信仰と崩れ   
1 潜伏信仰の実態   
2 ふたつの崩れ   
3 浦上崩れの発生—浦上一番崩れから三番崩れまで
第3章 最後の崩れと分配預託   
1 『旅の記録』にみる中国地方の実相   
2 九州・四国地方での処遇   
3 関西・東海・北陸での処遇
第4章 解禁と帰村   
1 解禁への胎動   
2 帰村実現と浦上村   
3 帰村とその後の生活
終章

<著者>安高啓明(やすたか ひろあき)
熊本大学文学部史学科准教授。1978年長崎市生まれ。
中央大学文学部卒。同大学院文学研究科博士後期課程修了(2007年3月)。
博士(史学 中央大学)、博士(国際文化 西南大学) 
長崎歴史文化博物館、西南大学勤務を経て現在熊本大学准教授(2015年~)
・主な著書:『近代長崎司法制度の研究』(思文閣 2010年)、
『新釈犯科帳(①~③)』(長崎文献社 2011年~2012年)ほか。
ISBN978-4-88851-268-8
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