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栗原玉葉

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3,300(税込)
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栗原玉葉

編者:五味俊晶(元長崎歴史文化博物館研究員)
定価:3000円+税 
B5判並製 フルカラー 280ページ
ISBN978‐4‐88851-308‐1 C0071 

39歳で夭折した長崎うまれの女流画家の全貌を集大成した決定版!
南高来郡山田村(旧)の旧家にうまれ梅香崎女学校を出て上京、女子美術学校に進む。
西の上村松園,東の栗原玉葉といわれ、女流画家の人気を2分する。
長崎が生んだ天才画家の初めての画集刊行。

◆栗原玉葉(くりはら ぎょくよう)
明治十六年(1883)長崎県南高来郡山田村に生まれ、
長崎の梅香崎女学校で大久保玉珉の教えを受ける。
洗礼をうけ、外国人牧師の支援をうけて東京の私立女子美術学校に進む。
寺崎礦業の教えをうけ、人気画家に。
「文展」に入選して「月燿会」を設立、多数の弟子を育てる。
竹久夢二の恋人となる笠井彦乃は教え子のひとり。
生涯、故郷長崎への思いは強く、帰郷のたびに知人に作品を贈る。
長崎県立図書館ではなんどか講演会、個展を開く。独身のまま39歳で他界した。

〈収録した主な作品〉
・遊女の図(大正4年=1915)(長崎県美術館蔵)
・お鶴(大正4年=1915)(個人蔵)
・朝妻桜(大正7年=1918)(個人蔵)
・古賀街道図屏風(長崎街道)(大正8年=1919)
・聖女(童貞)(大正8年=1919)(ショファイユの幼きイエズス修道会蔵)
・お夏狂乱(恋)(大正9年=1920)(長崎歴史文化博物館蔵)
・童女(大正8年=1919)(長崎県美術館蔵)
・紙風船を抱く少女(大正時代)(個人蔵)
・娘と梅花図(大正時代)(個人蔵)
・うたたね(大正時代)(個人蔵)
・見返り美人図(大正時代)(個人蔵)
ISBN978-4-88851-308-1
栗原玉葉
3,300(税込)