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奉行と甲比丹

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1,320(税込)
著者中野和久
奉行と甲比丹
フェートン号事件始末記

中野和久 著

歴史にifはない。
しかし、あのときのchoiceがほんの少しでも
違っていたら…いまの日本はない。
鎖国の日本を揺るがせた事件を小説化!

日英戦争勃発か!危機一髪の72時間
1808(文化5)年10月4日早朝、国籍不明の軍艦が
長崎港に不法侵入した。そして事態は、偽装・拉致・
威嚇へと急展開していく。綱渡りの対応を迫られた
長崎奉行とオランダ商館長の危機管理力が日本を救
った。

表題の『奉行と甲比丹』のほか、甲比丹ドゥーフが長崎
に残した息子丈吉の物語『阿蘭陀恋文』を収録。

【著者略歴】 中野和久(なかの かずひさ)
北九州市在住。1963(昭和38)年長崎市生まれ。放送大学卒。
九州郵船株式会社勤務(機関長)。九州文学同人。九州芸術祭
文学賞。北九州市地区優秀作(最終候補7回)。『テッポウさん』
で第四回安川電機九州文学大賞を受賞。

定価1,320円(税込) 四六判 並製
ISBN978-4-88851-380-7
C0093 2023年2月発行
ISBN978-4-88851-380-7
奉行と甲比丹
1,320(税込)