医師の本分
医師の本分
媚びず怖れず、上納せず。
森 俊介著
現代の「赤ひげ」が、自らの足跡を辿り、医療界
そして医療人をめざす若者に向けてこの書を贈る
白い巨塔で権威を振りかざす医師やエラそうに振る舞う
大物政治家におもねることなく、著者はいつも毅然とし
た態度でそんな人々に向き合ってきた。彼が物事を判断
し行動するときの基準は、人として臨床医として研究者
としての是々非々であり、その明朗な姿勢がブレること
はない。
ただ、決して「我が道を行く頑固者」ではない。
むしろその生き方が紡ぎだす人格によって医療界全般か
ら信任され、著者は幾つもの病院経営そして厚生労働省
での重責を任されてきた。
50年を超すキャリアを経て、いま彼は老人健康施設の施
設長をしている。常に地域住民の健康・福祉を念頭に置
いて活躍してきた彼はようやく天職に巡り合ったと言い、
日々、入所者の心身の状態に気を配っている。
<目次>
第一部 1 生い立ち
2 公衆衛生の徒の歩み
3 公衆衛生学教室に入局
4 新任教授の着任
5 佐世保市立総合病院
6 長崎県離島医療圏組合厳原病院
7 琴海町立病院
8 鎮西学院ウエスレヤン大学
9 国立病院機構長崎病院
10 厚生労働省社会保険審査会
11 長崎みなとメディカルセンター
12 伴帥会愛野記念病院「ガイアの里」
第二部 1 対馬の思い出
2 樺島での気づき
3 にわか百姓の思い出
4 病院食へのこだわり
第三部 1 講義録
2 死生観
【著者略歴】森俊介(もり しゅんすけ)
1947年諫早市生まれ。鎮西学院中学、県立諫早高等学校、長崎大学医学部卒業。長崎大学医学部公衆衛生学教室、整形外科学教室を経て、佐世保市立佐世保総合病院、長崎県離島医療圏組合厳原病院勤務。その後、国保琴海町立病院院長、鎮西学院ウエスレヤン大学(現鎮西学院大学)教授、国立病院機構長崎病院院長、厚生労働省社会保険審査会委員、長崎みなとメディカルセンター理事。現在、伴帥会愛野記念病院・老人保健施設「ガイアの里」施設長。著書「地域が動き出すとき」(農文協)共同執筆
定価(本体1600円+税)
四六判 並製 272頁
ISBN978-4-88851-442-2
2026年3月28日発行