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妻を知ることは、私を知ること

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2,200(税込)
著者長崎文献社

妻を知ることは、私を知ること

―意味性認知症の妻とともに歩んだ日々―

 

岩永嘉人著

 

意味性認知症という難病を患う妻を58カ月にわた

って夫は介護した。その身体的物理的な作業に精神性

が次第に加えられていき、やがて夫は「妻」を発見し

ていくことになる。その過程で、発症する前の夫婦と

して共に歩んでいた長い年月に起きたささいな出来事、

ふと記憶に残っていた何気ない妻との会話、それらの

一つ一つが6年近い年月のなかで考察の対象になって

いった。そして多分それは「省察(せいさつ)」と呼べ

るものだろう。

つまり、認知症を発症した伴侶を介護し最期を看取るま

での期間は、自分と元気なころの妻という二つの人格の

内心を深く見つめていく旅路でもあった。

 

本書は平易な言葉で書かれていて、介護の記録という体

裁を取っているが、「人が二人で生きる」というテーマを

考え抜いた爽やかな哲学書だとも言える。認知症の老親

を持つ人や医師及び介護職の人、そして「夫婦とは?結

婚とは?」という普遍的な問いを持つ人たちに対して、

大きな気付きを与えてくれる一冊である。

 

<テレビ放映予定>

介護の過程とその後を追ったテレビドキュメンタリー番組が

2026523日(土)15からKTNテレビ長崎で放

送され、その後フジテレビでも全国放送される。

 

【著者略歴】岩永嘉人(いわなが よしと)

1954年西海市崎戸町生まれ。県立長崎北高、武蔵野美術大学卒。教員として

旧県立美術博物館、県教委学芸文化課勤務、公立中学校長などの傍ら、画家

として活動。安井賞展、日本海美術展、現代日本絵画展など多数の公募展で

入選、入賞。みゆき画廊(東京銀座)、長崎県立美術博物館、KTNギャラリー

など県内外で個展開催。アメリカ、韓国、東京、大阪、福岡など、国内外で

グループ展に多数出品。退職後は、長崎新聞カルチャーセンターで水彩画・

美術教室講師を務めている。長崎県西彼杵郡時津町在住。

 

定価(本体2000円+税)

A5判 並製 368頁

ISBN978-4-88851-440-8

妻を知ることは、私を知ること
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