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長崎くんち考

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1,980(税込)
著者大田由紀
2023年10月、増刷!

長崎くんち考   大田由紀

踊町の仕組み・現状と歴史

豊富な資料と経験を駆使して分析した意欲的な研究書。

長崎人のこころを揺さぶる「諏訪神社秋の大祭」の本質はなにか。

くんちを語るときの総合的な参考書として待ち望まれた本の刊行!

 

<主な内容>

7年サイクルで巡ってくる踊町と年番町の仕組み

○傘鉾、しゃぎりは周辺の旧農村地域が伝統を継承

○本踊の出演者は「結納」を交わして町内の人になる

○江戸時代初期にキリシタン対策として始まった

○時代の風潮を反映した出し物は「風流」(ふりゅう)といわれる

○神事か観光か、存続の危機を左右する資金の問題

 

◆著者略歴◆

おおた ゆき:1952年長崎市生まれ。活水短大英文科卒、長崎放送入社。
主にテレビ・ラジオの
ドキュメンタリー番組を制作。
退職後、長崎純心大学大学院人間文化専攻。
修士論文「長崎くんち
からみる地域住民の社会的関係について‐戦後の踊町運営を中心に」

著書 加藤春恵子・津金沢聡広編『女性とメディア』(世界思想社 1992年)共著

   長崎女性史研究会編『長崎の女たち 第2集』(長崎文献社 2007年)共著

A5判  定価 1,800円(税別)


ISBN978-4-88851-393-7


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978-4-88851-393-7
長崎くんち考
1,980(税込)