日本書紀の解析

770
  (税込)

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日本書紀の解析

初代神武天皇から、19代允恭天皇まで
朔の干支日と月齢を手掛かりに

濱辺淳一

日本書紀の月日や年代の表現には、他の史書
にはみられない独特の表現がある。その特殊
な数え方に注目し、朔の干支費と「月の満ち
欠けカレンダー」を使って、事柄の起こった
年をたどれると仮定、その観点から日本書紀
を解析した書。

1.神武〜 出来事の起こった月の朔日
を記す

2.21代までの天皇がなぜ長寿が多い
のか、についての仮説

そのほか、古代の閏月についての考察や、邪馬
台国の卑弥呼と大和朝廷との関係、なぜ邪馬台
国の話が日本書紀にはっきり出てこないか?
など、論文の枠にとらわれないオリジナリティ
豊かな読み物もあり。


【著者プロフィール】
濱辺淳一(はまべ じゅんいち)
医学博士。社会福祉法人はづき会理事長(特別養護老人
ホームオレンジの丘)、医療法人蘭佑会理事長(老人保
健施設ダイヤランド崎望館))。

定価770円(税込) 
B5判 並製 36頁
ISBN978-4-88851-388-3 C0021
2023年3月発行