教職をブラックと呼ばないで

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教職をブラックと呼ばないで
― 学校現場からのお願い ―
橋本健夫 編

現役教師やOB50人が語る学校の「リアル」
教職は本当にブラックなのだろうか……?

昨今、教職はブラックだとの報道が目につきます。
若い人たちは3K的な教職を避け、教員採用試験
の受験者が激減。また、せっかく教壇に立った先生
が、5月の連休明けに学校に来られなくなったり、
夏休みを前に退職したり、という初任者の挫折も
よく聞きます。 

「学校ってそんな職場?」
「教職ってどのくらい大変なの?」
そこで、現役の先生やベテランOBOGなど50
人近くの先生方が、そのやりがいや失敗、厳しさ
を自分の言葉で語ります。メディア、学校関係者、
親御さんたち、そして教職志望の若い世代に読
んで欲しい「ごくごく普通の先生」の本音が1冊
の本にまとまりました。

〈目次より〉
・「働き方改革」と「働きがい」のはざまで
・私を成長させてくれたのはあなたたちです
・てんびんにかけてみて
・行政と現場を経験して
・島の一員になった!
・学校の先生とは絶対に…
・「先生がいいよ」の再興を願って
・これから教員を目指す皆さんへ
・もう少し続けてみよう…かな

                                      《編者プロフィール》
橋本健夫(はしもと たてお)
広島大学大学院博士課程単位習得満期退学、
長崎大学名誉教授、西九州大学教授。
著書『子どもたちとともに―学び続ける教師たちー』
(2012年刊、長崎文献社)『ひるまにねむるイヌと
ネコのひみつ』(2021年刊、長崎文献社)

定価(本体1900円+税)
四六判 上製 252頁
ISBN978-4-88851-399-9
2024年3月20日発行